革命のファンファーレ@沖縄
先日、キングコング西野亮廣さんの「革命のファンファーレ」講演会に行った。
昨年たまたま本屋で「魔法のコンパス」を立ち読みし、西野さんの考え方にガツーンとやられて以来、ファンになった。
ネットやテレビではいわゆる”切り取りハラスメント”にあって、批判されることが多かったのですが、編集されにくい書籍だと真意が伝わる。
行動や発言の意味を理解すると納得できるどころか、以前がら先を見据えていたんだと驚きの方が大きかった。そんな西野さんが沖縄に来るということで、700枚のチケットは講演1ヶ月前にはすでに完売!すげえ。。
講演は著書「革命のファンファーレ」で書いている内容だったり、そもそも西野さんの活動を知らない人に向けて、”絵本を描いている理由”が主だった。
講演の中で印象的だったのは、
”プロに勝つ方法を考える”
”ものづくりの定義を変える”
”肩書きにこだわらない”
”信用の大切さとお金の作り方”
という事だった。
”プロに勝つ方法を考える”
プロに勝つには同じ土俵で勝負しない。同じやり方で勝負をすると背中にぶつかり、追い越せない。プロができない事を洗い出して、そこで勝負する。本業でないなら収入として重要視しないので時間をかかるように作る。
言われると納得。できない言い訳を考える前に、勝ち方を考えて勝負することが重要。僕も他人のことを言える立場ではないが、人間は自分を正当化したり、めんどくさい事をしたくない時には言い訳ややらない理由を考えてしまう。いやぁ、発想の癖を変えるしかない。絶対その方が楽しい!
”ものづくりの定義を変える”
売れる自信があった作品を作っただけで満足しない。お客さんの手に届くまでを”ものづくり”と定義して、届け方までデザインする という事。
これ、何にでも応用が効くのではないか?
今までの当たり前の”定義”に疑問を持ったり、問いを持つのは重要。新しいサービスを考えるには、これまでの不思議な当たり前を見つけて、改善できたら良いのではないか?何もキッカケがなければ生まれないので、当たり前のことをキッカケにして考えようっと!
”肩書きにこだわらない”
作家は書くだけ、職人は作るだけ、など、肩書きに囚われて、そのあとは知らん顔はいけない。その先まで考えないといけない。売れないなら理由がある。理由があるなら改善策もある。
終身雇用も終わり、転職や独立をする人も多く、以前の仕事がテクノロジーの進歩でなくなっているこの時代に、”肩書き”にこだわる必要はない。
その時にやりたい事、楽しいと思った事をできる人になりたい。以前の肩書きやプライドは要らないと感じた。
”信用の大切さとお金の作り方”
以前からよく言われている「お金とは信用を数値化したモノだ」という言葉。その意味について”今”に合う形で話してくれた。
今、またはこれからは”信用経済”というほど重要になる信用。それにフィットするようにクラウドファンディングが始まった。クラウドファンディングの勝ち方についても納得。極論は嘘はついてはいけない。単純だが簡単でない。
この講演会も、ビジネス的な内容をしっかり伝えながら、”笑い”も織り交ぜながら、喋り方(声の大きさ、喋りの速さ)まで考えているので本当に感動した。
やり方はいくらでもある。考えればいくらでもある。壁にぶつかった時は考える。行動する。ぶつかる前に楽しむために考える。よーく考えよう!
この体験をただの「楽しかった思い出」にしないように、これから意識革命を起こして、行動革命に移そう!後々振り返って、より価値ある講演会だったと振り返りたいので。ふふふ。
あ、著作権ないみたいなので画像でも載せようかな。
無料公開している「えんとつ町のプペル」も胸が熱くなる最高の作品だった!
今の子供は早くこの絵本に出会えるので良いなぁ〜。
もう数年したら、その子らから学ぶ事もやたらデカくなるんだろうなぁ!!